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●協和のオイルゲージは各型式で、それぞれ優れた特徴をもっていますが、丸型オイルゲージには次の共通の特徴があります。それは、従来、機械のオイルタンク内部に油が無くなっても、(A-1) 図でわかるように、一部に油が残り、オイルタンク内に油が入っているような錯覚を起こしやすい状態にあります。この丸型の一つの欠点である、オイルゲージの底部に油が残る現象は、どうしても逃れられない事実です。そのため、油が切れて事故を起こす原因にもなりました。このような欠点を無くすべく、設計したのが(A-2) 図に示す油の誘導部Kです。これにより、残油をオイルゲージの外部へ自動的に誘導、残油のための錯覚を無くし、油切れを防止します。|●また、オイルゲージ内部にセットされた反射板は白色に設定。そのためもあって、ゲージ室内は明るく、油の有無を遠くからでも確認できます。なお、この反射板は同時に文字板にもなっていますので、白地に朱色の文字がくっきりと浮き出て見えるエレガントなデザインは、取り付けられたマシンを引き立たせることでしょう。